科学のつまみ食い 雑記帳
今日(2006年12月21日)、我が家にいくら(鮭の受精卵)がきました。うちの息子が通っている小学校では、シャケ(鮭)の放流をしています。毎年この時期になると5年生がシャケ当番で、冬休み中は受精卵を数個程度家に持って帰り、育てています。そのシャケの受精卵(いくら)が我が家にやってきました。そこで、写真をぱちり!!右のように目が見えます。長男のときも持って帰ってきたのですが、その際は撮影しませんでしたが、今回はできる限り撮影を続けようと思います。
撮影データは
カメラ *ist D
レンズ AMC−A 50mm F1.4
F=8、SS=1.3
ヘリコイド接写リング+三脚使用
です。
いくら、いやいや、シャケの受精卵は、光や音、振動に弱いそうです。長男のときもそうでしたが、次男ももって帰るときにしっかり抱きかかえてもって帰ってきました。飼育に当たっては、暖房をしていない人気のない部屋に、写真のようにダンボールのカバーをかけて、飼育?、保管しています。写真を撮影するときのみ、ダンボールをあけ、撮影しています。もちろん、ノーフラッシュです。
我が家に来てから三日目の2006年12月24日の鮭の受精卵です。体というかランおなかの様子が結構判ります。
撮影データは
カメラ *ist D
レンズ AMC−A 50mm F1.4
F=11、SS=0.5 ISO=200
ヘリコイド接写リング+三脚使用
です。
2006年も終わろうとする12月30日、ついに鮭の受精卵が1個孵化し、一匹のシャケの稚魚が生まれました。尾をひらひらさせていますが、おなかについた卵の栄養分が重くて自由には動き回れません。底に沈んだ状態で尾をひらひらさせています。鮭は受精してから約2ヶ月で孵化するそうなので、10月下旬に受精したものでしょう。
撮影データは
カメラ *ist D
レンズ AMC−A 50mm F1.4
F=11、SS=1.3 ISO=200
ヘリコイド接写リング+三脚使用
です。
2007年1月3日には、6個あった鮭の受精卵全てが孵化しています。これは、4日の写真ですが、手前の2匹は、底でををひらひらさせていますが、奥のピンボケの稚魚は盛んに泳ぎまわっています。息子は全て孵化してほっとしている様子です。
撮影データは
カメラ *ist D
レンズ AMC−A 50mm F1.4
F=11、SS=1.3 ISO=200
ヘリコイド接写リング+三脚使用
です。
体は透明で、透き通っています。下のオレンジの部分は卵の栄養分です。目がはっきりとわかりますし、赤い一筋の内蔵もよく見えます。さて、この写真は1月6日の写真ですが、これから、大きくなっていくのでしょうか?
撮影データは
カメラ *ist D
レンズ AMC−A 50mm F1.4
F=11、SS=1.3 ISO=800
ヘリコイド接写リング+三脚使用
です。
2007年1月10日に撮影したシャケです。あまり大きくはなっていないです。そのため、おなかの栄養分が重く、あまり動き回れないようです。
撮影データは
カメラ *ist D
レンズ SMC−A 50mm F1.4
F=11、SS=1 ISO=800
ヘリコイド接写リング+三脚使用
です。
2007年1月13日に、小型の便から、水槽に移し変えました。1匹、弱っているのが見受けられますが、後の5匹は元気です。一応、エアーレーションをしています。
写真は、新しい容器とシャケの撮影の様子です。
2007年1月13日に移し変えた翌日の写真です。一匹非常に元気なシャケの稚魚がいます。シャッター速度を遅くしているので、なかなか撮影できません。ストロボを使用しないと無理かな?
撮影データは
カメラ *ist D
レンズ SMC−A 50mm F1.4
F=11、SS=1.7 ISO=800
ヘリコイド接写リング+三脚使用
です。
2007年1月15日に撮影した稚魚です。残念ながら、一匹死んでしまったようです。その他の稚魚は元気です。この写真で判るように、体の中から血管が出て、栄養分につながっているのが良く見えます。このようにして稚魚は栄養分を取り込んでいるのですが、人間の胎児も同じように母親から栄養をもらっているのです。この科学のつまみ食いには胎児の超音波診断の映像がありますのでそれもよければご覧ください。
撮影データは
カメラ *ist D
レンズ SMC−A 50mm F1.4
F=11、SS=1.7 ISO=800
ヘリコイド接写リング+三脚使用
です。動きが早くなってきたので、撮影がかなり難しくなってきています。