科学のつまみ食い 雑記帳
こちらはリベンジしたM57です。露光時間の違いを見てみましょう。60秒露光は別項の写真を参考にしてください。まずは120秒六です。60秒とは処理の違いもありますが、M57自身は滑らかに見えます。少々暗めに処理してあるので、恒星も暗くなってしまってます。ノイズも少ないですね。
撮影情報は
2008/07/02 20:35:58
Meade LX200GPS-30 Polar
SBIG ST2000XCM
IDAS UIBAR
ExpT=120sec Temp=-15℃
です。
M57 300秒露光
さて、今度は300秒露光です。120秒露光の2.5倍の時間をかけています。より暗い恒星が写ってます。120秒露光よりさらに暗めに処理していますが、中心星やその脇の微光星もしっかり写ってます。階調が豊かなために星雲自体が滑らかで、その中の微光星もよくわかります。
撮影情報は
2008/07/2 20:38:19
Meade LX200GPS-30 Polar
SBIG ST2000XCM
IDAS UIBAR
Expt=300sec Temp=-15℃
です。
M57 600秒露光
では、600秒露光ではどうでしょう?さらに背景を暗くすることができます。背景のノイズも300秒露光より少なくできます。中心星とその脇の微光星もはっきりわかります。その他の微光星もはっきりときれいに写っていることが分かると思います。
撮影情報は
2008/07/02 20:43:40
Meade LX200GPS-30 Polar
SBIG ST2000XCM
IDAS UIBAR
ExpT=600s Temp=-15℃
です。