番号 | 16 |
科名 | ユキノシタ科 |
植物名 | ベニバナウツギ |
採取地 | 北海道 旭川市 東旭川 |
採取日 | 1973/7/22 |
採取者 | 赤岡 克昭 |
その他 | 紅色の染料になる |
ユキノシタ科の落葉低木で、山野に自生します。高さ1.2mくらいになり、標本でも判るように葉は狭長楕円形で茎の同じ位置から出る(対生)。幹は中空で、花は、標本で判るように紅色の5弁花を円錐花序(花軸についている花の配列の仕方を花序といいますが、この花序の軸が数回分枝して、最後の枝が比較的節間の伸びた主軸に柄のある花を多数つけた総状花序となり、全体が円錐形をしています。)につけます。多くは垣根などに植えられ、材は木釘(キクギ)・楊枝(ヨウジ)などに用いられます。普通ウツギは白い花を咲かせますが、このベニバナウツギは紅色の花を咲かすので、このなめがあります。花はその他に書かれているように染料に用いられます。