【あぁっ~!!やっちまった】
「あぁっ~!!やっちまった。」助走を駆け出した瞬間、右足ふくらはぎに「ぶちっ」という音、ふくらはぎに痛みが…。「歩けるぞ!でも、痛い。肉離れか?」とりあえず、練習を中断し、座って、ふくらはぎの痛む部分を触る。「腫れてはいない、痛みはある。足首は動く。やはり肉離れか。」
2015年3月14日(土)午前11時ころの出来事だった。このひは、石岡運動公園陸上競技場に練習に来ていた。中学生が走高跳の練習をしていたので、参加させてもらっていた。一人ではなかなか跳べないので、いいチャンスだったのだ。数年前から悪くしていた足首、と膝の調子も良くなってきていて、120㎝の立背面跳、140cmでの助走合わせ、そして、足首と膝に負担のかからない踏切の練習を終え、体に覚えさせるために145㎝に上げての試技の3回目だった。「今シーズンは調子よさそうだ。」と思った瞬間の出来事だった。
ふくらはぎの下の部分が痛むので、練習をやめて帰宅することに、結構痛むので車に戻り自宅近くの行きつけの病院を探すが、土曜は午前中で終わりだ。取りあえず、自宅まで運転して帰宅。ふくらはぎが痛いが、運転にはそれほど支障はない。一時間後帰宅、肉離れならば、シップを貼り、まずRICE処置。取りあえず保冷剤で冷やしてサポーターで留める。ふくらはぎ肉離れ用の専用サポーターをAMAZONで注文。土曜の午後でもやっている病院をネットで探す。14:30からなので、妻に送ってもらう。
【整形外科で診察】
医師「どうしました?」
私「スポーツしてて、ふくらはぎを肉離れしたようなんですが…」
医師「どれ、どのへん?その瞬間は判った?」
私、右足ふくらはぎの太いところから細くなるあたりを指して「この辺です。痛みが走った瞬間は判りました。」
医師「レントゲンとるから、外で待ってて」
私は外に出て、「肉離れの時ってレントゲンとるのかなぁ?」と思っていると、レントゲン室に呼ばれ両足とも正面と左右それぞれ内側からのレントゲン写真、合計三枚を撮影。その後、医師の再診察。
医師レントゲン写真を見せながら「損傷してるね。まぁ、切れたら縫えばいいんだけど。とりあえず、包帯出すから巻いておいて、一週間後に再診察してリハビリね。包帯は必ず巻くこと」と言われ、処置室へ。レーザー治療を受ける。「細胞を活性化するそうだが、ほんとに効果あるのか?」そして、包帯を患部を中心に巻いてもらう。
この日は、風呂も入らず、酒も飲まず、とりあえず、RICE処置。3日後の月曜までは肉離れと信じていた。
【えっ!?肉離れでなく、アキレス腱の部分断裂!?】
3月16日(月)昼休みにネットでふくらはぎの画像調べていたら、「痛む部分は筋肉とアキレス腱の境目あたりのようだ。アキレス腱ってずいぶん上まで伸びているんだ…。これって、肉離れでなくアキレス腱の部分断裂!?」その後、調べると、やはりアキレス腱部分断裂らしい。「そうか、だから医師は切れたらつなげば良い。と言っていたのか」。一人で納得した瞬間だった。「土曜に再診受けるときに、きちんと聞いておこう」
【症状の時系列】
負傷当日(14日):ふくらはぎを動かすと痛みはかなり強いが安静にしていれば痛みは感じない、歩く際に、負傷した右足を引きずって歩くような状態。階段を上がるときは左足を上げ右足を寄せる。階段を降りるときは右足をおろし左足で踏ん張る。いずれにしても右足のふくらはぎに力を入れるとかなり痛い。
負傷翌日(15日):安静時に痛まないが動かすとふくらはぎの痛みまだ強い。痛みは少し和らいでいるが、歩く時や階段の上り下りは負傷当日と同様
負傷三日目(16日);車で通勤、痛みはある。歩行はかなり遅い。階段の上下も昨日同様だが、痛みは徐々に引いている。RICE処置h終了
負傷四日目(17日);歩かなければ、痛みはない。ふくらはぎに力が入ると痛いし、歩行はびっこを引くが、引きずる感じは少なくなっている。階段の上下は相変わらず。
負傷五日目(18日);びっこを引くが、引きずる感じはほとんどない階段を上るときは負傷した右足からでも、左足からでも上がれる。降りるときは負傷してない左足を下して、右足を付随させないと痛い。まだ、右足に大きな負荷がかかると痛む。
負傷1週間後(21日):歩行と階段の上りは少し痛むことがあるが問題ない。階段下りは、やはり痛い。
【1週間後再診へ】
8:30から診察開始なので、8:00頃に病院へ向かう。駐車場はすいている。車は2台。病院玄関へ向かうが自動ドアはあかず中は暗い。「まだ空いてないのか」一台の車の中には待ってる人が…「しばらく待とう」。一台車内で待ってる人が入口へ向かうので、併せて私も向う。「あれ、あきませんね。」声をかけてみる。結局あかず。「ちょっと聞いてみます」とその人、どこかへ徒歩で言って戻ってきて一言「今日は春分の日で休日だそうで…」「えっ!?すっかり忘れてた。土曜日はいつも休みなものだから…」ということで、診察はお預けに…
【というわけで3/25再診】
再診に訪れると、最初にレーザー治療、「以前にも思ったが、これって効くのかなぁ。」妻は別病院で膝痛の治療してるけど、やはりレーザー治療をしているので一般的な治療だと思うし、保険治療なので臨床試験で効果ありといわれてるんだと思うけど、毎日やり続けないとダメなような気がする。
で、医師の診察、「リハビリを徹底的にやって」、「で、どういうリハビリですか?」、「あとで看護士が教えるから」と言われたので、懸案の損傷菓子の話を切り出した。
「はい、ところで、ふくらはぎの肉離れでいいんですか?それともアキレスけんの部分断裂?」医師は、「あのね、ふくらはぎは腓腹筋とひらめ筋でできていて、そこが、アキレス腱に自然と変わってるの。だからどことははっきりと言えない部分の一部分が損傷しているの」と投げやりな言い方で言われてしまった。「いや、それ知ってるし、もう少し、そういうことを丁寧に聞きたいのになぁ。」と心の中で…
で、看護師に紙一枚渡されリハビリの方法を教えられたが、それが、これ。タオルストレッチ。これは知ってるし、もうすでに始めてる。ん~その他にないのかなぁ。やはり、チューブトレーニングかなぁ。適当なチューブを探さなきゃ。
【最後の受診 4/9】
4月9日(木)に再診した。結局最後の受診だったのだが、レーザー治療して、診察。といっても、別に患部を見るわけではなく、痛みの有無の問診のみで、強い痛みはなく軽い運動も始めている旨伝えると、「リハビリをしっかりやること。スポーツの再開は自分の判断でやってください。」とのこと。で、現在どういう状態かというと通常の歩行やストレッチ筋トレではふくらはぎの痛みはない。ただ、あおむけに寝て足を延ばし足首を強く伸ばすと写真の絆創膏を張ってある部分が痛む。丁度、ふくらはぎの太い部分から細くなり始めるあたりで、アキレス腱(ふくらはぎ)を損傷した部分。ここの痛みがある間は少し注意したほうがよさそうなので、4月13日に今シーズン最初の大会である茨城マスターズ陸上競技記録会へ参加は見合わせるつもりだ。ちょっと残念。