皆さんご存知のアブラゼミです。成虫は頭からはねの先まで5~6cmで、 最も普通に平地に現れます。はねは全体に茶色で、夏、樹の上でジージーと鳴きます。この鳴き声が油の煮えたぎる音に似ていることから、油蝉の名前がついたといわれてます。結構うるさい鳴き声で、日本各地に普通にみられるせみですね。卵の期間は約300日ほどで、卵から成虫まで6~8年かかります。桜やリンゴやナシにとくに多く。それらの果樹園では吸汁をする害虫とされています。
小1の標本 No.16
科名:カメムシ目セミ科
和名:あぶらぜみ
採地:水戸森林公園
年月日:平成14年8月10日
採集者:赤岡拓音