松の茎の横断面 4×10 SS=1/125
松の茎の横断面です。40倍でシャッタースピードが1/125秒です。写真の左側が茎の外側で、右側が茎の中心部分です。数多くの穴があいていますが、ほとんどが死んだ細胞で、水を運ぶ仮道管や道管と栄養分を運ぶ師管があります。師管は外側の色の濃い部分で、道管がその内側にあります。また、中心部分は髄と呼ばれます。このように松のように種ができる胚珠が皮(心皮)に覆われていない裸子植物は外側が養分を運ぶ師管で覆われ、その内側に導管があります。いろいろな植物の茎を見比べてみると、それぞれ構造が違うことが判ります。被子植物である竹の茎の横断面を観察していますので比べてみると面白いですよ。