ミツバチの前翅 4×10 SS=1/125
これはミツバチの前翅(まえのはね)です。倍率40倍でシャッタースピードが1/125秒です。昆虫は羽を4枚持っています。原始的な昆虫ほど前と後ろの羽根の形が似ています。シロアリやトンボは前後の羽の形がほとんど同じですね。バッタやせみ、キリギリスやクツワムシなどは前の羽が少し硬くなっていますし、その羽をこすり合わせて鳴きますね。。甲虫と言われるカブトムシやクワガタムシは前羽が大変硬く丈夫になっています。このように昆虫の羽根は色々変化がありますので調べてみると面白いでしょう。さて、ではミツバチの前翅ですが、ご覧のように毛が生えています。右の画像は100倍に拡大した顕微鏡写真が現れます。こちらの拡大写真から、毛の長さはおよそ20μmで、その間隔は40~80μm程度であることが判ります。蝶の鱗紛はこのような羽に生えた毛が進化したもと言うことは前に書いたとおりです。