その後も、空中花粉採取を続けています。6月以降、梅雨入りして、花粉の量がめっきり減りました。やはり、杉・ヒノキの花粉が圧倒的に多いです。秋になると、ブタクサなど雑草の花粉が増えてくると予想されます。もうしばらく、空中花粉の採取を続けてみましょう。
さて、8月の後半になってから、若干ですが花粉の飛散量が増えてきました。右の写真のような小さな花粉で表面に突起のある花粉が増えてきています。直径は19μm程度で、突起物の長さは、1μm程度です。その他に、大きめで丸い花粉も飛んでいます。さて、この花粉は何の花粉でしょう?わかる方はコメントをいただければ幸いです。
撮影データは
対物レンズ PlanApo x10
接眼レンズ FK x6.3
カメラ *ist D
SS 1/60
ISO 200
撮影倍率 0.1138μm/pix
です。
こちらも上の花粉と同時期に見られた花粉で、丸く大きめの花粉です。こちらは直径が42μm程度で、表面には何も見られません。さて、こちらは何の花粉でしょう?わかる方はコメントをいただければ幸いです。
撮影情報は
対物レンズ PlanApo x10
接眼レンズ FK x6.3
カメラ *ist D
SS 1/60
ISO 200
撮影倍率 0.1138μm/pix
です。
上に書いたように8月下旬から9月上旬にかけて突起のある花粉が飛散していました。しかし、今回は直径が36μmと以前のものより大きいようです。また、突起の長さは4μm程度です。これは、以前、観察したキクイモの花粉と同程度の大きさです。しかし、10月中ごろのこの時期にはキクイモは咲いていません。さてこれは何の花粉でしょうか?こちらもわかるい方がいらっしゃれば、コメントを頂ければ幸いです。
さて、この写真の撮影データは、
対物レンズ PlanApo x10
接眼レンズ FK x6.3
カメラ *ist D
SS 1/60
ISO 200
撮影倍率 0.1138μm/pix
です。
上に書いた花粉と同時期に飛散した花粉で、もう少し小さめの花粉も観察されています。形状はほとんど同じで、大きさが若干小さく、24μmで、突起の大きさは2μm程度です。時期が同じなので、上と同じ花粉かもしれません。
この写真の撮影データは
対物レンズ PlanApo x10
接眼レンズ FK x6.3
カメラ *ist D
SS 1/60
ISO 200
撮影倍率 0.1138μm/pix
です。
10月中ごろに見られた、突起のある花粉と同様の花粉です。比べると、まったく同じといっても良いようです。このように、長い期間花粉飛ばし続けるのは何の花粉なのでしょう。
さて、この写真の撮影データは、
対物レンズ PlanApo x10
接眼レンズ FK x6.3
カメラ *ist D
SS 1/15
ISO 200
撮影倍率 0.1138μm/pix
です。
( 2007年02月9日[金] )