100倍で観察した パンヤの繊維でシャッタースピードは1/60です。画像をクリックすると400倍(10×40、シャッター速度1/60)に拡大した画像を見られます。色々な繊維を顕微鏡で観察してみるのも面白いです。繊維は、身近にありますからねぇ。さて、パンヤはキワタ科(パンヤ科)の落葉高木で、東南アジア原産です。葉は手のひら状で、実は長い楕円形で熟すと五つに分裂して綿毛におおわれたたくさんの種を散らします。この種を包む綿毛状の繊維を通常パンヤと称し、布団やクッション等に使われますが、水を通さないため救命袋などの詰め物としても利用されることが多いです。パンヤは他にインドワタノキとかキワタなどと呼ばれます。繊維の太さは20μm程度です。