カメリアの葉 Camellia leaf section 4×10 1/60
40倍で観察したカメリアの葉の横断面です。シャッタースピードは1/60です。 試料が厚いようで、葉の中央に葉脈(主脈)が見えますが、その他の細かい構造は見て取れません。カメリア、いわゆる椿(つばき)です。椿はユキツバキやこれらを母種として作られた園芸品種の総称です。日本の花木を代表するものであり、観賞植物として親しまれています。皆さんの家の周りにも植えられているところが結構ありますね。常緑高木で,冬から春にかけて花が咲きます。高さ18m,太さ50cmにも達するものもあり、長命です。枝には毛が無く、葉は楕円形または長楕円形で、6~12cmの長さで、幅は3~7cmくらいです。葉の縁には上向きの細かい鋸歯があって、表面は緑色で光沢があります。花は枝先の芽の苞葉腋(ほうようえき)に1個ついて、柄がありません。色は赤・白・桃色などいろいろあります。