皆既月食 地球の影


`皆既月食 地球の影
 皆既月食は、ご存知の通り、月-地球-太陽と一直線に並んだ状態で、地球の影に月が入る状態です。そこで、月食上に写った地球の影を月食の写真で表現してみました。

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 ちなみに、月の公転周期は27.3日ですが、満ち欠けの周期は29.5日です。従って、地球上における月の太陽に対する位置関係の周期は、この満ち欠けの周期29.5日ですから、月に映る地球の影は1時間あたり360/29.5/24=0.51°になります。上の写真はこれを元に並べなおしたものです。
 月の公転周期と月の満ち欠けが異なるのは、月が地球を一周する間(公転周期)に、地球は月の移動方向と同方向に太陽を公転していて、満ち欠けに対しては月の公転が追い付かないためです。それを簡単に計算すると、月の公転周期27.3日から一日に移動する角度は360/27.3=約13.2°、地球は360/365=1.0°、従って、月の太陽に対する一日当たりの見かけ上の移動量は13.2-1=12.2°になります。従って、月の満ち欠けの周期は360/12.2=29.5日となります。