自治医大-18 アニサキス症?
12/1 8:00 朝食 低残渣食
ご飯普通盛、ソフトエッグ、青菜の煮浸しSNa1/2、バナナ0.5本、P午乳100ml
思わず「えっ?これだけ?」ソフトエッグっていわゆる温泉玉子。仕方ないので次男がいつもやるように温泉玉子かけごはん(涙)
9:00 回診、小腸上部では全く異常は見られなかった。通常、腸重積の場合、重積先進部に腫瘍等のあることが多いのだが見つからなかった。医師も「何で、しょうね?一時的な小腸のむくみからきたのかもしれませんね。」と不思議がっていた。「九分九厘問題はないと思うが、残りのー割の安心を買うために下からもやっておきましょう。」との事。
ただ、九分九厘だと残りは一割でなくて1%だと思ったのは内緒だ(笑)
9:50 血圧 112-70 体温 36.8°C
看護師に夜8時から下剤と告げられる。ここでも美味しくないと言われた。
10:30 担当医師の回診
血液をアニサキス症の検査に出している。以前入院してた水戸赤十字病院のデータでは出ていないが、今回の検査で少しでも出れば、その可能性がある。経肛門ダブルバルーン小腸内視鏡で逆方向からみて見つかる場合もある。どちらもない場合は、原因不明で小腸の一時的なむくみとしか診断できないかもしれない。その場合は、今までのように、よく噛む等のような非常に注意しての食事の必要はなく、通常通りで大丈夫との事。
ちなみにアニサキス症とは刺身や海産物なまものに寄生するアニサキスで腸アニサキス症例としては腸重積症[があるそうだ。要はアニサキスが腸壁に食いついてそこが先進部となって腸重積を起すもの。
アニサキスが見つからなくても血液検査で痕跡が見つかる場合もある,
以下に症例報告がある。
日本消化器外科学会雑誌 Online Journal: 書誌情報: 第28巻 第10号 2037-2041 http://www.jsgs.or.jp/journal/abstract/028102037_j.html
