ハゼの鱗 Scale of Goby はぜの鱗 10×10 1/60
100倍で観察したはぜの鱗です。ハゼはスズキ目ハゼ亜目に属する魚の総称で、全長十数cmです。体は円柱のような形で、目が頭の上のほうについています。おなかのほうは平らで、左右の腹びれが吸盤状になってるものもいます。河口周辺や海や河の水底に住んでいます。世界中に分布していて、日本ではマハゼのほか、150種Lくらい知られています。そのハゼの鱗ですが、鱗は体を保護するために体を覆っています。表皮の外層が角質化したものや、真皮が硬化したものがあり、魚類の他、爬虫類も鱗があります。この鱗は写真でも判るように年輪状になっていて、その数を数えることによって魚の年齢を知ることができます。