科学のつまみ食い 雑記帳
クマ
北海道で遭遇した生き物たちを紹介しますが、最初は野生ではなく、クマ牧場の熊です。ここは、昭和新山クマ牧場ですが、以前、他の施設で「観客が購入した餌をクマ与えると、奪い合いをするほど餌が不足している」とか「過去にクマの大量殺処分を行った事がある」等欧米諸国より批判が上り、世界動物園水族館協会が視察を行ったことがあるそうです。
熊は写真のように餌をおねだりします。自分の所へ餌が飛んでくるとうまくキャッチします。他の所へ行った餌はほとんど追いません。弱い熊は、誰も見向きをしなくなった餌を、こっそりと拾っています。時々けんかになるようで、傷のあるくまも結構います。
白鳥
洞爺湖では多くの鳥を見かけました。まずは白鳥です。結構人懐こっくて、湖岸でくつろぎ、人が寄っても逃げません。小さな子供が寄って行った時に、その子の父親が「鳥インフルエンザがうつるから、離れなさい」と言っていたのが印象的でした。まぁ、危険といえば危険ですからね。鳥インフルエンザのリスクを少しでも減らすためでしょうね。
ありの蛹
洞爺湖でテントを張ったすぐそばには、アリの巣がありました。息子は夢中でほじくり返し、中から、卵と蛹を掘り出しました。8月4日ごろなので羽蟻の死骸も多く、結婚飛行を終えてス作りをしていたのでしょう。女王アリを探していましたが、見つけられなかったようです。
アジサイ
本州ではすでに花の時期が終わっているアジサイが北海道では8月上旬に咲いています。この写真は有珠山のロープウェイ駅を降りて、少しのぼったところに咲いていました。北海道と本州の気候の違いがよくわかりますね。