科学のつまみ食い 雑記帳
電池充電放電特性測定用機器製作とUSB-1208FSによる計測
数年使っているエネループの性能が劣ってきたようなので、充電池の放電特性を測定するための回路を製作した。に直列につないだ「1Ωの抵抗と整流器IN4007」を電池の両端つなげ、抵抗と整流器間の電圧を出力として取り出します。
エネループ劣化度測定
下に測定した14本のエネループの放電特性のグラフを表示します。縦軸は出力電圧で、横軸が出力時間(秒)です。したがって、6000秒(100分)まで、1V以上の出力を保てないものは、Battery6、Battery8、Battery9、Battery10、Battery14の5本で、これらは高い出力を必要とする機器への仕様は難しいでしょう。ちなみにBattery12は新品のエネループです。
また、充電池は直列に使用する場合には同じ放電特性をもつものを使用するほうがよいので、組合せとしては
Battery3とBattery13
Battery1とBattery5
Battery7とBattery11
Battery2とBattery4
になるので、この組み合わせで、自転車ライトに使っていく予定です。