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千鳥が池のプランクトン

by I-satto@02/09/21

まとめ
各プランクトンの詳細な説明は【顕微鏡写真】のほうでまとめて記載します。

まとめ

(75年度の記録)
 プランクトンの季節的変化

  4月 5月 6月 7月  
ケンミジンコ   動物性プランクトン
ミジンコ    
ゾウミジンコ    
ツボワムシ    
フクロワムシ  
ケイソウ       植物性プランクトン
ネンジュモ      
PH3〜4         晴れ
PH5〜6         曇り
PH7        
PH8〜9          
PH10〜11          
10℃          
12℃          
14℃         水温
16℃          
18℃          
20℃          
22℃          
24℃          
26℃         気温
28℃          
30℃          
32℃          

 植物プランクトンは少なく、動物プランクトンが多い。また、植物プランクトン(ケイソウ、ネンジュモ)は5月の涼しい時期に現れる。動物プランクトンの中で、ケンミジンコフクロワムシ、ゾウミジンコは、ほぼいつでも生存し、得にケンミジンコは成体数も多い。ミジンコツボワムシは、7月の暖かい時期に出現する。ここは、寒冷地方なので、冷水を好む動物でも夏に出現するようだ。
 植物性プランクトンが少ないのは採集方法が悪かったのではないか?

コメント
 千鳥が池のプランクトンの季節変化を最終的にまとめたものですが、採集したときの水温や気温、水素イオン濃度などと出現したプランクトンの種類をグラフにまとめたのは良いと思いますが、欲を言えば、個体数をきちんと毎回数えて個体数で表すべきでした。また、採集間隔が一ヶ月と長いのと、採集期間が短いのが難点です.せめて1年続けるべきでしたね。また、水温と出現種の関係に言及するのも早急でしょう。植物性プランクトンが出現しないのは、採集方法をプランクトンネットに限ったことも原因のひとつでしょう。


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