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千鳥が池のプランクトン

by I-satto@03/06/14

1975/4/22の記録
各プランクトンの詳細な説明は【顕微鏡写真】のほうでまとめて記載します。

1975/4/22の記録

(50/4/22)
 水温 12℃
 気温 13℃
 天候 晴れ
 水素イオン濃度 PH5〜7

プランクトン (フィルムASA100)

フクロワムシ
(X100) 1/8
ケンミジンコ@
(x100) 1/8
ケンミジンコA
(x100) 1/8

メモ
 この日はすごい晴れの日であった。
 上のプランクトンは1滴あたりフクロワムシが4匹、ケンミジンコ@が2匹、ケンミジンコAが3匹いた。他にもアオミドロがいると思われる.水素イオン濃度は弱酸性である。

コメント
 水温、気温、天候に加え、水素イオン濃度を測定しているのは系統的に観察を続ける上では重要です。ただ、このときの観察では月一度の観察ですし、合計4回しか行われていない採集ですから系統的観察をするのには物足りないですね。ただ、1滴当りの個体数を記録しているのはとても良いことです。ただ、個体数を匹で数えるのは、どうかと思います。体で数えたほうが良いのではないかな?
 また、記録には倍率も記載されているので、大きさの推定ができますし、シャッター速度やフィルム感度も記されていて、役に立ちます.
 フクロワムシケンミジンコが観察されています.
 ところで、ケンミジンコを@とAと書いて区別しています。後から写真を元に調べ、【顕微鏡写真】の項で記載します。
 メモにはアオミドロもいると思われるとかかれていますが、写真も資料も残っていないので根拠が明確ではありません。きちんと記録を残すべきでした.。アオミドロ「永久プレパラートを観察しよう」で観察しているので参考にしてください.


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