【科学のつまみ食い】   惑星を観測しよう 水星 金星 火星 小惑星 木星
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木星を観測しよう

 

2003/02

2003/03/05

2003/03/11
(大赤斑・衛星)

2003/03/21
(LX200GPS)

2003/03/29a
(衛星)
2003/03/29b
(衛星)
2003/04/03a
(シャッター速度や感度の違い)
2003/04/03b
(アンシャープマスクによる効果)
2003/04/03b
(最大エントロピー法による画像復元)
2003/04/03c
(シャッター速度や感度の違い)
2003/04/06 2003/04/10a
2003/04/10b (DV撮影) 2003/04/18 2003/04/21 2003/04/27
2003/04/28 2003/05/01 2003年の木星 TOP

 

by I-satto@07/02/22

 

【2003年3月21日(LX200GPS-30)】

20:37
  -20:38
S=1/50
10composites

 

20:39
     -20:40
1/60
15composites

 

20:41
S=1/60
5composites

共通 データ

 2003/03/21

 Meade LX200GPS-30  (D=305,f=3048,Atl/Az)

 Vixen LV5

 Olympus C4040Z  (2272x1704,f=7/F=2.6,ISO400)

 

 左上の画像は木星の縞と衛星が同時に見えるように強烈な画像処理を施してあります。右上は、あまり画像処理をしていないので、衛星が見えていません が、木星の縞はよりはっきりとしています。左上の写真をクリックすると名前が出てきますが、見えている衛星は、イオ(Io)ガニメデ(Ganimede)です。エウロパ(Europa)カリスト(Callisto)は木星の右側に離れていて見えていません。この時季の木星はかに座からしし座に移動するところに見えています。

 今までの写真と大きく違うのは、過去の写真はVixen PR100ですが、今回はMeade LX200GPS-30です。2003/03/05のページの最初の3枚との比較を下の表に記載します。

  2003/03/05 今回
合成焦点距離 4200mm (=1000/5x21) 4200mm (=3000/5x7)
合成F 42 (=2100/100) 14  (=4200/300)

 Mead LX200GPS-30のほうは口径が大きいため、合成焦点距離が同じでも、合成F値が1/3程度ですので、速いシャッター速度で撮影できます。シーイングがあまりよくないので、撮影された写真そのものは、Vixen PR100とそれほど変わりません。この様に口径が大きくて、解像度が高くてもシーイングが悪ければ、口径の小さな望遠鏡とあまり変わらない事がわかります。

 

 

 

 

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