【科学のつまみ食い】   惑星を観測しよう 水星 金星 火星 小惑星 木星
  惑星写真を撮ろう 土星 天王星 海王星 冥王星
月を観測しよう

 

2003/03

2003/05 2003/08 moon_4
moon_5 moon_6 moon_7 moon_8
moon_9 moon_10 moon_11 moon_12
moon_13 moon_14 moon_15 moon_16

 

by I-satto@05/09/16

 

【月 Moon】

 夜空を見上げて、誰でも目に付くのはですね。月は世界的に崇拝されたり、神話が数多く残っていますね。例えば、日本では月の模様からウサギがいて餅つきをしているとか、かぐや姫が月へ帰るのもその一つでしょうね。また、ニューギニアの神話では、昔1日の前半は太陽の光で、後半は満月の光で、一日中明るく、いつでも働くことができたのですが、ある時、飢饉が起こり、ある男が家族のための食料がいるので、月に槍をさして落として、食物籠に入れておいたのですが、その男の娘と息子が留守番中に食物を籠から取ろうとしたら、籠の目から月が外に出て、鳥となって天にもどってしい、それ以来、月は、仕返しのために満ちたり欠けたりして、一部の時間しか光を放たないようになったという神話です。月は多分、鳥のようなものと考えられていたのでしょうね。月に関する話は、この科学のつまみ食いでも幾つかあるので、参考にしてください。

 

若潮、長潮と月の関係 

月の裏に月はある?

月の自転周期と公転周期が一致している理由

日食や月食のレポート方法

月食が起こる理由

太陽を回る月の軌道

月って冥王星?

 

【月観測】

 月が出ているときは、その他の天体の観測には向かないのです。満月のときは-13等星にもなります。その大きさ、視半径は16もあります。ちょうど5円玉を手にもって、その手を伸ばして5円玉の穴から月を覗くと、ちょうどすっぽり入る大きさです。こんなに明るい天体が出ていると、暗い星は見えなくなってしまいます。こういうときは月をじっくり観測しましょう。

 月面図と比べながら、海、クレーター、山脈、レイ、谷、割れ目などを観察しましょう。満月のときは、クレーターや山脈はあまり見えません。満ち欠けをした明るいところと、暗いところの境目が凹凸がよく判り、観測しやすいです。月は望遠鏡では大変美しく、良く見えますので、ぜひゆっくり観察してみてください。

 

 

 

科学のつまみ食い