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顕微鏡観察の方法 |
【分解能って】 顕微鏡の性能は顕微鏡の仕組みで書いたように倍率ではなく、その分解能であらわされます。ここで、もう一度説明します。 分解能は対物レンズの開口数(対物レンズにNA=0.65などと書いてあります.)と、見ている光の波長(色 λ=0.5μm)によります。赤い光よりも青い光のほうが波長(λ)が短く、より細かいものを見る事ができます。この分解能δは δ=λ/(2・NA) で表さます。 そこで、私が良く使用している対物レンズとして、右に書いた4本の対物レンズの分解能が実際どの程度あるか調べてみましょう。 まず、上の分解能δは2つの離れた点や線をきちんと2つに分解する能力で、大きさδのものが確認できるという能力ではありません。そこで、2点間の距離がわかる試料が必要になります。 |
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【測定するための試料】 |
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【観察】
右にそれぞれの写真を示してあります。それぞれの写真は この撮影をしていて問題だったのが、人間の目の分解能です。Olympus
FlPLL40の場合は分解能も倍率も高いためフォーカスをあわせるのが比較的楽です。顕微鏡を覗いていてもきちんと分解して見えます。しかし、Olympus
PlanApo10では、眼視で分解するのは辛いものがあります。高倍率の接眼レンズが必要だと思います。
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