【科学のつまみ食い】   惑星を観測しよう 水星 金星 火星 小惑星 木星
  惑星写真を撮ろう 土星 天王星 海王星 冥王星
土星を観測しよう

 

2003/03

2003/09

2003/10

2003/12

saturn_5 saturn_6 saturn_7 saturn_8
saturn_9 saturn_10 saturn_11 saturn_12
saturn_13 saturn_14 saturn_15 saturn_16

 

by I-satto@07/02/07

 

【2003年3月】

データ

 2003/03/13 20:06-20:15

 Vixen PR100  (D=100,f=1000,Polar)

 Vixen LV5

 Olympus C4040Z

   (2272x1704,f=21,F=2.6,S=1/4,ISO=400)

 18 frames composite

 

  この時期の土星はおうし座とふたご座の間にいます。2月22日に 留を過ぎ、順行に写っています。地球からどんどん離れていきます。従って、このときの0等星だったのが次第に暗く見難くなってきます。シーイングが よくないのとピントが合っていないので、土星本体と環が確認できるだけで、環の構造も木星本体の縞模様も見えていません。

 この時の、土星の視半径は9.2”で、環の視長径は、42.2”です。環の大きさは、木星の視直径よりも大きいですね。

 

データ

 2003/03/21 20:53-20:55

 Meade LX200GPS-30  (f=305,f=3048,Alt/Az)

 Vixen LV5

 Olympus C4040Z

   (2272x1704,f=7,F=1.8, S=1/25 ,ISO=400)

 11 frames composite

 

  上の画像は口径10cmニュートン式ですが、この画像は口径30cmのシュミットカセグレン式です。それぞれの合成焦点距離と合成Fを比べると

  合成焦点距離 合成F
10cmニュートン 4200mm 42
30cmシュミカセ 4200mm 14

合成Fが小さい分だけ、像が明るくなるので、写真を撮るときには速いシャッター速度を切ることができます。上の画像は中央部をトリミングしているので、大きさが少し異なりますが、実際にはほぼ同じ大きさに写っています。
  こちらもシーイングが よくないので、土星本体の縞は確認できないですが、環の縞が薄く見えるかな?という程度ですね。上の写真よりは若干写りが良いです。

 

科学のつまみ食い