ZR-V e:HEV Zの燃費を1年間追い続けてみた

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2025年8月、Honda ZR-V e:HEV Zが我が家にやってきました。

実は私、筋金入りのHonda党です。
初めてHonda車を購入したのは1984年のPRELUDE XZ。それ以来、INSPIRE、ODYSSEY、ELYSION、GRACE、CIVICと乗り継ぎ、今回のZR-Vはなんと9台目のホンダになります。

購入年月日メーカー車種グレード年式型式タイプ
1981年4月SUBARUR-2 Light VanK12VシルバーVan
1982年8月ToyotaSprinter Coupe1200DXKE55オレンジCoupe
1984年6月HondaPRELUDEXZ1984E-ABドミニカンレッドCoupe
1990年4月HondaINSPIREAZ-i1990E-CB5ジュネーブグリーン・パールSedan
1994年10月HondaODYSSEYB1994ER-A1セブリングシルバー・メタリックMini-Van
2004年6月HondaELYSIONG2004DBA-RR1デザートミスト・メタリックMini-Van
2014年12月HondaGRACEHYBRID EX 2014DAA-GM4ゴールドブラウン・メタリックSedan
2018年1月HondaCIVIC SEDAN2018DBA-FC1コスミックブルー・メタリックSedan
2025年7月HondaZR-Ve:HEV Z20256AA-RZ4スーパープラチナグレー・メタリックSUV

40年以上にわたるカーライフを振り返ると、クーペ、セダン、ミニバン、そしてSUVと、その時々のライフスタイルに合わせて車を選んできました。しかし、気がつけばHonda車が中心。そう考えると、今回のZR-Vとの出会いにも少し特別な感慨があります。


1年間、あえてECONモードだけで走ってみた

ZR-Vには4つのドライブモードが用意されています。

・SPORTモード:レスポンスを重視したスポーティな走り
・NORMALモード:快適性と操作性のバランスを重視
・ECONモード:燃費性能を優先
・SNOWモード:雪道での安定性を重視

購入当初から、「このクルマはどこまで燃費を伸ばせるのか?」という興味がありました。

そこで納車から約1年間、ほぼ徹底してECONモードで走行。もちろんスポーティな走りを楽しみたい気持ちもありましたが、その誘惑をぐっと我慢しながらデータを蓄積してきました。

その結果を燃費トレンドグラフにまとめました。

X軸:日付
Y軸:燃費

:日々燃費(車両の示す燃費)
:日々燃費の30ポイント移動平均(車両の示す燃費)
:月々平均燃費(車両の示す燃費)
:給油時実燃費(満タン法)

WLTC郊外/WLTC/WLTC市街地:カタログ燃費


日々の燃費は驚くほど変動する

グラフを見ると、まず目につくのが日々燃費の大きなばらつきです。

同じ通勤ルートを走っていても、

  • 交通量
  • 天候
  • 路面状況
  • バッテリー残量

といった条件によって燃費は大きく変化します。

特に雨の日は路面抵抗が増えるため燃費が悪化しやすく、また、ハイブリッド車ならではのバッテリー状態も影響しているようです。

日々のデータだけでは傾向が見えにくいため、30ポイント移動平均で平滑化したデータを見ると、季節による変化がはっきりと浮かび上がってきます。


ZR-Vの燃費が最も苦手なのは冬だった

カタログ上のWLTCモード燃費22.0km/Lを基準に見ていくと、最も燃費が落ち込むのは11月から3月にかけての寒い季節です。

特に1月には平均燃費が18km/L前後まで低下しました。

冬場はエアコンを停止していても暖房を使用するため、室内を温める目的でエンジンが始動する機会が増えます。

ZR-Vにはシートヒーターやステアリングヒーターが装備されているため、できるだけ暖房の使用を控えていました。しかし、それでも冬場の燃費低下は避けられません。

改めてデータを見ると、ハイブリッド車にとって寒さは大敵だということがよく分かります。


ベストシーズンは春から初夏

一方で燃費が最も伸びたのは、4月から7月、そして9月から10月にかけての過ごしやすい季節でした。

特に7月上旬には、30ポイント移動平均で27km/Lに迫る勢いを記録しています。

この時期は、

  • 暖房を使わない
  • エンジン暖機の必要が少ない
  • バッテリー効率が良い

といった好条件が重なります。

e:HEVシステムの実力が最も発揮される季節と言えるかもしれません。


真夏のエアコン使用は意外と影響が少ない?

「エアコンを使う夏は燃費が大幅に悪化する」と思われがちですが、実際のデータを見る限り、その影響は意外と限定的でした。

確かに8月から9月にかけて燃費はやや落ち込みます。

しかし冬場の低下幅と比較すると、その差は小さいものです。

個人的には、

『ハイブリッド車は夏よりも冬の方が燃費への影響が大きい』

という点が、この1年間で得られた最も興味深い発見でした。


実燃費はカタログ値のどれくらいなのか?

燃費記録だけでなく、給油のたびに満タン法による実燃費も計測しています。

その結果、実燃費は車両が表示する燃費値よりも、

約0.5~2.5km/L程度低い

傾向がありました。

割合にすると約2.5~13%程度低い数値になります。

ちなみに2026年7月15日時点では、

  • 積算燃費表示:22.4km/L
  • 満タン法実燃費:20.9km/L

となり、差は約1.5km/Lでした。

率にするとおよそ7%。

多くの車で車載表示の方がやや高めに出ることを考えると、比較的実態に近い優秀な結果ではないかと思います。


次はNORMALモードで検証してみたい

こうして1年間、燃費最優先のECONモードで走り続けてきました。

しかし、ZR-V本来の持ち味である快適な走りや自然なレスポンスも試してみたくなりました。

そこで今後はしばらくNORMALモードをメインに使用し、その燃費変化を追跡してみる予定です。

果たして、

  • ECONモードは本当に燃費に有利なのか?
  • NORMALモードとの差はどの程度あるのか?
  • 体感上の走りの違いは燃費差に見合うのか?

次回は、そんな「ECONモード vs NORMALモード」の比較結果をご紹介したいと思います。

1年間蓄積したデータをもとに、ZR-Vオーナーの皆さんの参考になる検証ができれば幸いです。

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