【科学のつまみ食い】 | 基礎編 |
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重力を測定しよう |
更に詳しく
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【落ちる距離と時間をグラフで表してみよう】 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
先の基礎編では以下の重要な結果を得ました。
このグラフは、当たり前ですが,丁度基礎編で掲載した分解写真の逆の形をしています。ここに、もう一度、落下の分解写真を掲載しておきますね。
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さて、時間がたつにつれて、落下距離が長くなっていきます。でも、これではどのように変化しているかわかりませんが、h=gt2/2(落下距離は重力加速度に落下時間の2乗を書けてを掛けて2で割った値に等しい)ですから、この式でフィッティングしてみると,図のカーブのような二次曲線になります。これから、重力加速度を計算すると、9.85m/s2という値が得られます。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
では,次に、上のグラフの時間の部分を2乗して描きなおしてみましょう。すると、左図のように、綺麗に直線に載ることが判ります。やっぱり、h=gt2/2(落下距離は重力加速度に落下時間の2乗を書けてを掛けて2で割った値に等しい)であることが再確認されましたね。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
【横に押し出した時の速さはどのくらい?】 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
最後に、この落下実験では、息子が2階のベランダの手すりに載せたボールを真横に押し出すことによって、落下を測定しました。この時、ボールは水平方向にも移動していますので、水平方向には同じ速度で移動しているはずです。そこで、分解写真から横方向の移動距離を出して、系か時間でグラフを描いたのが左図です。ほぼ直線祈っていることがわかりますね。この時の速度を求めると、47cm/sでした。これを時速に直すとほぼ1.7km/sとなり、歩く速さの半分くらいですね。 |
さて、いかがだったでしょう?このように家庭にあるビデオカメラを使用して、1/30秒の世界を撮影することができます。これを応用することにより、色々な物体の運動を測定することが可能になりますね。