【科学のつまみ食い】 | はじめに | グミのリン毛 | 綿 | 羊毛 | ユリの花粉 | 松の花粉 | 松の茎の横断面 | 竹の茎の横断面 | |
永久プレパラートを観察しよう | ジャガイモのデンプン | アリの触角 | 蝶のリン粉 | ミツバチの前翅 | ミツバチの後脚 | ||||
動植物(VIXEN)の永久プレパラート |
【はじめに】
さて、ここでは最も簡単な顕微鏡観察の方法として、市販の永久プレパラートを観察してみましょう。特に、初めて顕微鏡を購入したときには何を見たらよいか判らないものですから、ぜひ、永久プレパラートを一セット購入して観察してみるのが良いと思います。顕微鏡観察の勉強にもなりますし、なかなか自分では作ることのできない標本なんかを手に入れることも可能ですし、よくできた標本なら何年でもつかえます。ここでは、1999年8月に購入したビクセンの永久プレパラートを観察していきます。
|
これが今回観察したビクセンの永久プレパラートです。これは、1999年8月に購入したものです。植物のプレパラートはグミのリン毛、綿、ユリの花粉、マツの花粉、マツの茎の横断面、竹の茎の横断面、ジャガイモのデンプンの7種、動物が羊毛、蝶のリン粉、アリの触角、ミツバチの前翅、ミツバチの後脚の5種で、合計12枚の永久プレパラートが入っています。これを観察するだけでも、面白いですし、美しい顕微鏡科の世界を見ることができます。この後、私が小学生の頃20年以上前に購入したプレパラートの観察についても加えていきますが、それらに比べてビクセンの永久プレパラートは比較的出来が良いです。顕微鏡を始めて購入したときには永久プレパラートも同時に購入しましょう。 |