M61を観測しよう


M61 (NGC4594) 
光度  9.7等 視直径 6.0′
 M61は真上から見た楕円銀河で、渦の様子が良く判ります。メシエ天体の中では大型の銀河で、質量は太陽の500億倍ほどあります。私たちの済んでいる銀河系は、この4倍ほどの質量があるといわれています。絶対等級は-21.2等で、1926年(12.8等)、1961年(13等)、1964年(12等)と、過去に3回、超新星が出現しています。
赤経:12h21m54.0s 赤緯:+04゚28’00”
黄経:183゚17’31” 黄緯:+06゚16’28”
距離 4,100万光年

2003年4月28日 22:07-22:48(JST)  水戸(日本)
Meade LX200GPS-30 Vixen LV25
Nikon E4500 f=8mm/F=2.6/S=60/ISO=400 4 frames composite
 60程度の露光ではあまり渦ははっきり見えていませんが、ぼんやりと判ると思います。下の画像は、ソフト的に4x4ビニングを掛けています。

m61-465 467-469m61-465 467-469@

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