データ
2003/03/13 20:06-20:15
Vixen PR100 (D=100,f=1000,Polar) Vixen LV5
Olympus C4040Z (2272×1704,f=21,F=2.6,S=1/4,ISO=400)
18 frames composite
この時期の土星はおうし座とふたご座の間にいます。2月22日に 留を過ぎ、順行に写っています。地球からどんどん離れていきます。従って、このときの0等星だったのが次第に暗く見難くなってきます。シーイングが よくないのとピントが合っていないので、土星本体と環が確認できるだけで、環の構造も木星本体の縞模様も見えていません。
この時の、土星の視半径は9.2”で、環の視長径は、42.2”です。環の大きさは、木星の視直径よりも大きいですね。
データ
2003/03/21 20:53-20:55
Meade LX200GPS-30 (f=305,f=3048,Alt/Az) Vixen LV5
Olympus C4040Z (2272×1704,f=7,F=1.8, S=1/25 ,ISO=400)
11 frames composite
上の画像は口径10cmニュートン式ですが、この画像は口径30cmのシュミットカセグレン式です。それぞれの合成焦点距離と合成Fを比べると
合成焦点距離 | 合成F | |
10cmニュートン | 4200mm | 42 |
30cmシュミカセ | 4200mm | 14 |
合成Fが小さい分だけ、像が明るくなるので、写真を撮るときには速いシャッター速度を切ることができます。上の画像は中央部をトリミングしているので、大きさが少し異なりますが、実際にはほぼ同じ大きさに写っています。
こちらもシーイングが よくないので、土星本体の縞は確認できないですが、環の縞が薄く見えるかな?という程度ですね。上の写真よりは若干写りが良いです。