金魚の鱗 Gold fish scale 4×10 1/60
40倍で観察した金魚の鱗です。シャッタースピードは1/60です。 金魚もかなり身近な魚で、飼っている方も多いでしょう。金魚はフナからつくられた観賞用の淡水魚で、品種改良が重ねられて、頭部・目・尾などに特徴のある変種が多いですね。体色は赤のほか黒・紅白などあります。代表的なものには、和金(ワキン)・琉金(リユウキン)・出目金(デメキン)・蘭鋳(ランチユウ)などがあります。鱗に見られる輪は年輪で、木の年輪と同じように季節によって成長速度が違うためにできるものです。この数を調べることにより、金魚の年齢が判ります。 通常金魚は長くて10年~20年程度生きるといわれています。この顕微鏡写真では、鱗が重なっているので数えにくいですが、10以上の年輪があるようですね。 年輪の間隔は 30μm程度です。今まで観察したはぜの鱗と比べてみてください。