はちの触角 Bee antenna 4×10 1/60
40倍で観察したハチの触角です。シャッタースピードは1/60です。以前に観察したアリの触角と比べてみてください。 アリの触角のほうでも書きましたが、触角は、もともと足であったものが、歩くためではなくなり、触ったり、においや、味、音や温度、湿度などを感じたりすることができるように発達したものです。ハチの触角もアリと同様に根元から3.2mmくらいの第一番目の節のところで折れ曲がり、その先、2.3mmくらいに触角の先があり、その太さは、240μmくらいで、アリの触角の倍くらいの太さです。この様に比べてみるとハチとアリの触角は似ていますね。アリは進化の過程でハチから分岐したといわれているのにもうなずけます。