あり Ant 4×10 1/60
40倍で観察したありでシャッタースピードは1/60です。3回に分けて撮影した各部分をつなぎ合わせてあります。 画像をクリックすると、大きな画像が表示されます。あり全体がプレパラートになっているものは珍しいかもしれません。これは、ガラス製のプレパラートでは無理だと思います。さt、ありは、皆さんご存知のとおり、膜翅目アリ科の昆虫で、上の写真のとおり体は頭・胸・腹の三部に分かれています。胸部と腹部の間が細くくびれていて、胸部から脚が出、頭部に触覚があるのがわかります。通常のありは2~10mmですが、このプレパラートでは体長は約6mmです。色は黒か赤褐色で、女王アリを中心に雄アリ・働きアリが地中や朽ち木に巣を作って、社会生活を営みます。ちなみに、働きありは産卵できないメスありです。ありは糖分を含む食物を好み、全世界に多数が分布ています。身近にも多くのありが見られるので、色々ありの生活を観察するのも面白いでしょう。