チューリップの花粉 Tulip pollen 40×10
400倍で観察したチューリップの花粉で、シャッター速度は1/60秒です。チューリップはご存知のようにユリ科チューリップ属 Tulipa の球根植物で、以前は鬱金香(うこんこう)といわれたり,ボタンユリの和名が提案されたこともあるそうですが、ほとんどの人は聞いたことがないでしょう。日本へは1860年代に輸入され、商業的な球根生産それから60年ほどたった1920年ごろに新潟県小合村(現,新津市)においてとされています。今では 多くの家庭でも栽培されているほど一般的な植物ですね。このチューリップの花粉の大きさは、42μm程度の小さなものです。同じユリ科のゆりの花粉と比べてみると、その半分程度の大きさであることがわかります。