クジャクの羽 Feather of Peacock 4×10 1/250
40倍で観察したクジャクの羽です。シャッタースピードは1/250秒です。 クジャクもキジと同じく、キジ目の鳥で、雄は尾の付け根にある上尾筒の羽毛が著しく発達して1.5mに及び、その各先端にはきれいな彩の眼状紋があり、大きく扇状に広げて雌に求愛するのは良く知られています。動物園などに行けば、必ず目にすることができますね。顕微鏡写真はキジの羽と異なり、断面ではないので、内部構造は見えません。太さは約0.3mmです。骨質の周りには羽毛が生えていますが、この羽毛の太さは約40μmです。羽毛はもともと表皮が変化したものであり、動物の毛、魚の鱗、チョウのりん紛などと同じです。キジの羽やニワトリの羽と比べてみると面白いです。