アルテミアのミクロ撮影


00062-01 昔シーモンキーといわれたもので、ブラインシュリンプとかも呼ばれています。今年の次男の自由研究で飼い始めたものを撮影しました。発生して数時間たったものです。
 FA135/F2.8 + OMリング + SIGMA AF28/F1.8 + EF-500 DG SUPER
のOMリングセットの組合せです。この方法は、先に雑記帳のカメラによるミクロ撮影で紹介した方法ですが、FA135がほぼ無限遠なので約4.8倍と仮定すると、体長は約0.8mmとなります。ピントを合わせるのほぼ不可能なので、置きピンで泳ぎ回るアルテミアにフォーカスが合ったときにシャッターを切っています。被写界深度を深くするために絞りをF32まで絞り込んでいますが、ピンとが甘いです。ストロボを水槽の上部からワイヤレス発光させています。やはり、*ist Dでは P-TTLでワイアレス発光させるのが非常に便利です。画像は1/2(1504×1004)に縮小しています。シーモンキーの顕微鏡による詳細の観察は過去にもやっていますので私のホームページ「科学のつまみ食い」の「顕微鏡で見るシーモンキーの世界 」を参考にしてください。ここには、ビデオで撮った動画も掲載しています。

00062-02 こちらは、顕微鏡で撮影開いたものです。
採取日時 2005年7月30日 10:00
対物レンズは10倍のものを使ってますので、CCD上で16.875倍で0.463μm/pixになります。先に雑記帳ミジンコの顕微鏡撮影で紹介した方法によるマイクロメータによる測定した体長は約0.7mmです。OMリングセットの写真と比べるとフォーカスをあわせやすい点が楽です。ただ、自然さが足りないですね。
 上と同時期に撮影したものです。ここに、正確な情報を記しておきます。
  水:5L(カルキ抜き済み)  海水の元:100g(塩分濃度約2%)
  ブラインシュリンプエッグス:5g
  2005年7月29日 8:00  ブラインシュリンプエッグスを投入

00062-03 さて、2005年7月29日に卵から育て始めたアルテミアですが、8月20日で約3週間経過しました。もう幼生から成体になっています。顕微鏡では撮影できないので、
FA50/F1.4 + OMリング + A50/F1.4 + EF-500 DG SUPER
のOMリングセットの組合せで、等倍撮影です。従って、7.8μm/Pixになりますので、体長は約9mmになります。写真は背が曲がっているので実際はもっと大きいかもしれません。脚を非常に素早く動かしているので、目視では脚が波打っているように見えます。かなり動きが激しいので、1匹すくって、シャーレに入れて撮影しました。動きが激しいために、シャッターチャンスがなかなかつかめません。
 また、幼生は眼らしきものが1箇所しかないのに、成体は2箇所あることが判ります。餌は、めだかなど小魚の子供用の細かい粉末の餌を与えています。
 成体の何匹かは交尾をし、卵を付けていましたので、暫くすると幼生が生まれるでしょう。

00062-04 こちらは、8月27日に撮影したアルテミアで、2005年7月29日以来4週間経過しています。先週から何回もこぷびを繰り返していたので、それらしい写真を撮れないか試みたのですが、この写真が交尾の写真とは確実には言い切れません。写真は上方に居る卵を付けたものがメスで、下方で後にあたる方に居るのがオスです。これも先週と同じシステムでの等倍撮影ですが、シャーレにすくわないで水槽の外から撮影しています。動きが早いので、ピントが甘いです。餌について書いていませんでしたが、餌はめだかや金魚の子供用の餌で、細かい粉末のものを与えています。

00062-05 とうとう2世誕生です。こちらは、上の写真と同じ日に撮影した2世の幼生の写真です。写真の上部中央当たりにピントの合ったアルテミアの幼生を確認することができると思います。上と同じ等倍撮影ですので、大きさの比較ができると思います。3世誕生まで世代交代を続けられるでしょうか?

 さて、更に一週間経った9月4日のアルテミアです。相変わらず盛んに交尾をしていますが、この写真はメス二匹です。最近は寒くなったり暖かくなったりしていますが、今後、気温水温ともに下がっていくので、何処までこの00062-07状態で買い続けることができるでしょうか?本来ならば、ヒーターなどを入れて暖かくしてやる必要があると思うのですが。。。

 さて、更に一週間後の9月11日のアルテミアの写真です。この交尾の写真を良く見ると、オスがメスの後(背中)側から、尾を両側の脚で挟み込んでいるのが判ります。オスの口は丁度、メスの卵巣の背中側にあたっているのが判ります。オスの口の両側にひれのようなものがあるのを確認できます。

00062-08 さて、この左の写真は右側がオスで、左側がメスです。ちょうど背中から見た状態です。メスは卵を持ち、オスは卵がありません。しかし、オスには口の脇にひれのようなものが見えますが、メスには見えません。さて、ここまで、2ヶ月程度育てていますが、特に、変わったことはしていません。餌は以前に述べたようにめだか等の小魚の子供用の細かく粉末になった餌です。これらのアルテミアは2つの水槽で育てています。

00062-09 一方は、エアレーションで空気を入れていますが、片方はエアレーションせずに、酸素石という徐々に酸素を補給する石を入れています。エアレーションしているほうは、蒸発以外に水が水槽の外に飛び散るので、水の減りが早く、若干薄めた食塩水をしばしば加えています。酸素石のほうは、蒸発した水を補給しています。水の交換は一度もせずに減った分だけ補給しています。但し、水が汚染するので、ゼオライトの石を数個入れて水を浄化しています。このような状態で育てていますが、左の写真(9月19日撮影)のように、また、幼生が生まれています。このまま何処まで育てられるやら。。。

00062-10 さて、アルテミアを休眠卵から育て始めて、三ヶ月以上経過しました。この写真は前回の写真から、約一ヶ月ぶりの11月4日に撮影したものです。2匹の個体が写っていますが、右側の小さいほうは2世だと思われます。水温が下がっていますので、動きが鈍く交尾も少なく、卵を付けているメスも見当たりません。水は取り替えていませんので、結構汚れていますが、越冬できるでしょうか?
とりあえず、12月20日現在も生きています。

( 2005年12月15日[木] )

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